【歌詞和訳】1981 - Green Day
歌詞と和訳だけ見たい方は下の目次の「歌詞/和訳」クリックしてください。
ザ・トラック・オブ・ザ・デイ
- 曲名: 1981
- バンド名: Green Day(グリーン・デイ)
- 収録アルバム: Saviors (セイヴァース) *Track 6
- アルバムリリース日:2024年1月19日
- プロデュース : ロブ・カヴァッロ & グリーン・デイ
- ソングライター : Billie Joe Armstrong, Mike Dirnt & Tré Cool
グリーン・デイ、2025年2月に日本にやって来ますね!
という訳で2024/2025年のSaviors ツアーで演奏されている曲をピックアップして何曲か和訳していきます。
まずは目下の最新作[Saviors]から数曲取り上げていきます。
説明不要ですがグリーン・デイはアメリカはカリフォルニア出身のパンク・ロック、オルタナティヴ・ロック・バンドです。
この曲[1981]は2024年1月19日ににリリースされたオリジナル・アルバム[Saviors (セイヴァース)]の6曲目に収録されてます。
ちなみに1981年はレーガン大統領の就任と経済再生計画の導入、エイズの発見、経最初のスペースシャトル「コロンビア」の打上げといったことが世界的な出来事です。
音楽業界ではMTVがスタートしたのがこの年です。
前作[Father Of All Motherfuckers]は全10曲26分という潔さでビリー・ジョー・アームストロングがファルセットで歌いR&Bのグルーヴがある曲もあったり、ポップに振ったフック満載のキャッチーで捨て曲無しのロックナンバーが揃った作品で個人的には大好きなアルバムでした。
そして、[Saviors]リリースに当たり、グリーン・デイが表紙のRockin' on 2024年11月号のインタビューでビリーは下のように語ってました。
何かまったく違うものに取り組んで変化して、そのあとで自分が得意なもの、つまりメロディがを書いて自分自身の真実を人々に晒すというところに戻ってくると、常に期待されていることをやっているよりも、より新鮮な感じがするんだよ。
まったく違うものに取り組んで変化してというのは、ビリーが影響を受けた名曲をカバーしたソロアルバムだったり、[Father Of All Motherfuckers]であり、戻ってきた場所というのはこの[Saviors]のことす。
今作が[Dookie]や[American Idiot]といった代表作を手がけたプロデューサー ロブ・カヴァッロとの共同プロデュースとなったのはたまたまビリーがロブに連絡を取った時にロブから「またロックンロールの歴史を作る気になったかい?」という会話があり、自然な成り行きで決まったようです。
レコーディングはロンドンで開始され、レコーディングでの環境も最適で、ロンドンでの生活もメンバーにとって新鮮でかなり充実してたようです。
そんな楽しい雰囲気の中で制作されたアルバムは彼ら得意のパンクソングに磨きがかかり、政治的なメッセージがあっても生活に根ざしたメッセージをもっており、その歌詞は日本人が聴いても自分の国や自分が身近に感じる問題を想起させるような共通点があります。
2024~2025年のツアーのタイトルは"Saviors Tour"は、今までの活動とキャリアと統括したと言っても良い内容で、新作[Saviors]からの曲含めながら、それぞれ20,30周年に当たる彼らの代表作[Dookie]や[American Idiot]が全曲曲順通りの再現がされることは祝祭でありファンにとっても絶妙のタイミングと歓迎されてます。
そんなバンドの存在感やファンとの絆を強固とするような、絶対に見逃せない来日公演を私も2月26日、しっかり楽しんで目撃してくるつもりです!
Green Day - 1981
歌詞/和訳
Title : Dilemma
[Chorus]
She's gonna bang her head like 1981
She's gonna bang her head like 1981
(So long, farewell)
She's gonna bang her head like 1981
She's gonna bang her head like 1981
彼女は1981年のようにヘッドバンギングする
彼女は1981年のようにヘッドバンギングする
(さようなら、永遠に)
彼女は1981年のようににヘッドバンギングする
彼女は1981年のようにヘッドバンギングする
[Verse]
She's throwing punches to the beat
To the sound of cable TV
And she'll never see the world the same *1
She is a Cold War in my head
And I am East Berlin
On the danger side of parts unknown
彼女はビートに合わせてパンチする
ケーブルテレビの音楽に合わせながら
彼女は皆と同じ世界観にいることはない
僕が思うに彼女の中では冷戦状態であり、
僕は東ベルリンにいる
未知で危険な場所にいるんだ
[Pre-Chorus]
Coffee and cyanide for lovers in disgrace *2
If this is not a test, we got one foot in the grave
コーヒーとシアン化物で忌まれる恋人達
これがテストじゃなかったらとっくに墓に片足を突っ込んでる
[Chorus]
She's gonna bang her head like 1981
She's gonna bang her head like 1981
(So long, farewell)
She's gonna bang her head like 1981
She's gonna bang her head like 1981
彼女は1981年のようにヘッドバンギングする
彼女は1981年のようにヘッドバンギングする
(さようなら、永遠に)
彼女は1981年のようににヘッドバンギングする
彼女は1981年のようにヘッドバンギングする
[Bridge]
Crimes from another time
Champagne and party lines
God bless the end of times
Pain, commies and cocaine
Slam-dance in acid rain
We live the dream for fifteen minutes of fame
別の時代の犯罪
シャンパンと政策綱領
時代の終わりに神のご加護を
痛み、共産主義者、コカイン
酸性雨の中でスラムダンス
15分間の名声の夢を生きる
[Chorus]
She's gonna bang her head like 1981
She's gonna bang her head like 1981
(So long, farewell)
She's gonna bang her head like 1981
She's gonna bang her head like 1981
(So long, farewell)
(So long, farewell)
彼女は1981年のようにヘッドバンギングする
彼女は1981年のようにヘッドバンギングする
(さようなら、永遠に)
彼女は1981年のようににヘッドバンギングする
彼女は1981年のようにヘッドバンギングする
(さようなら、永遠に)
(さようなら、永遠に)
トラック・インプレッション
ん〜、この曲の何を歌っているのかな? 訳しながら悩みました。
時代錯誤で過去にしがみつく人に対しての皮肉の歌かな? それを「80年代のようにヘッドバンギングする」とかその時代に人気がうなぎ上りだったヘヴィ・メタルを比喩的に使っているのかな?とも感じました。
ちなみにヘッドバンギングはメタルファンの専売特許かなと思ってましたが、メタルの枠に捕らわれないハードコア系でも見られたノリのようです。
メタル・ファンにとっては痛烈に感じる歌だなと思いましたが、下のSongmeaning のサイトを見ると違った見方もあるようです。
"1981" by Green Day is a song that pays homage to the punk rock scene of the early 1980s. The lyrics capture the rebellious spirit and energy of that era, as well as the sense of nostalgia for a time when music and counterculture were at their peak.
Overall, "1981" by Green Day is a song that celebrates the punk rock movement of the early 1980s, capturing its energy, rebellion, and nostalgia. It serves as a reminder of a time when music and counterculture had a profound impact on society and individuals.
グリーン・デイの「1981」は、1980 年代初期のパンクロック シーンに敬意を表した曲です。歌詞には、その時代の反抗的な精神とエネルギー、そして音楽とカウンターカルチャーが最高潮に達した時代への郷愁が表現されています。
全体的に、グリーン・デイの「1981」は、1980 年代初期のパンクロック ムーブメントを讃え、そのエネルギー、反抗、郷愁を表現した曲です。音楽とカウンターカルチャーが社会と個人に大きな影響を与えた時代を思い出させてくれます。
なるほど。
ユーモアや皮肉っぽさを感じるので捉えづらいですが、当時のパンキッシュで荒っぽい情熱的を歌った曲のようです。
冷戦や東西ベルリンが終わったのは1989年であり1981はその真っ只中。
共産主義国があり、酸性雨の問題が一般化したのもその時代です。
政治的緊張感や環境危機のスリルが高まる中、当時の時代のエネルギーや反抗心を音楽に過激に熱狂するヘッドバンガーに思いをはせてノスタルジックに歌った曲なようにも感じます。
ちょっと違うけど日本でいうならばコンプライアンスやハラスメントという言葉もなかった"昭和"時代の粗雑だけれど自由な面もあった時代へのノスタルジーを思い出しました。
昭和を生きた人には現代のせちがらさを愁いながら昭和の自由さを懐かしく思うような感覚かな。
そして今の時代の若い人が昭和と令和の落差にびっくりするのを面白がる、というテレビのヴァラエティ番組も今人気ですしね。
また下からグリーン・デイの他の記事([アルバム他の曲の]和訳等)が見れますのでクリックしてください。
Green Day (グリーン・デイ) カテゴリーの記事一覧 - 歌詞和訳 〜キラクにキママにマジメにホンヤク〜
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