American Idiot - Green Day - 神アルバムを一発で決定付けた一発目の曲 -
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ザ・トラック・オブ・ザ・デイ
- 曲名: American Idiot (アメリカン・イディオット)
- バンド名: Green Day (グリーン・デイ)
- 収録アルバム: American Idiot (アメリカン・イディオット) *Track 1
- シングルリリース日:2004年8月6日
- プロデュース: Green Day & Rob Cavallo
- ソングライター: Billie Joe Armstrong, Mike Dirnt & Tré Cool
グリーン・デイ、2025年2月に日本にやって来ますね!
2010年以来の実に15年振り、しかもアルバム[Dookie]と[American Idiot]の全曲再現と目下の最新作[Saviors]を含むヒット曲満載の一大イベントが待ち遠しい、グリーン・デイ・ファンには絶対に見逃せないライブです。
という訳で2024/2025年のツアーで演奏されている曲をピックアップして和訳していきます。
2月21日から大阪公演がスタートとあっという間に残り期間わずかになりましたが出来るところまで進めていきます。
今日は[American Idiot (アメリカン・イディオット)]。
アルバムのタイトルトラックであり、アルバム一曲目の曲です。
アルバムは2004年にリリースされ、アメリカでは600万枚、全世界で1,600万枚を売り上げ、バンドとして「ドゥーキー(Dookie)」に次ぐセールスを記録、バンドやファンにとってはどうでもよい事ですが2005年にグラミー賞の最優秀ロック・アルバム賞を受賞しています。
アルバムはベストセラーになっただけでなくロックの金字塔となったアルバムなので代表曲中心にネットでは多数の曲が和訳されてますので、自分の好きな曲との和訳件数のバランス考えて選曲していきます。
2001年の9.11事件やアルバムレコーディングの最中に起こったイラク戦争時期のアメリカを痛烈に批判し、その怒りがバンドにパンク本来の剥き出しの反骨精神が宿らせた名作です
その他にも2曲目と最後から2曲目に短い曲を5つ接続させた組曲を配置し、独立した2曲を曲間無しにつないだり、アルバムトータルとして二重人格を持つ主人公が戦争と情報社会に翻弄されながらも自分自身を追求していくコンセプトアルバムとして高い評価を得ました。
パンクオペラなる全く新しいスタイルで語られたことでも有名ですね。
歌詞のテーマ、サウンド、バンドヴィジュアルの全てをバージョンアップし、バンドを新たな次元に引き上げた名作中の名作、2000年代ロックの金字塔です。
なお英詞は"genius.com"から引用し、Apple Music から補足しています。
Green Day - American Idiot [Official Music Video] [4K Upgrade]
歌詞/和訳
Title : American Idiot
[Verse 1]
Don't wanna be an American idiot
Don't want a nation under the new media
And can you hear the sound of hysteria?
The subliminal mindfuck *1 America
アホなアメリカ人になるのはゴメンだ
最新情報に踊らされる国なんてまっぴらだ
人々のヒステリーが聞こえないかい?
潜在意識を巧みに操るのがアメリカなんだ
[Chorus]
Welcome to a new kind of tension
All across the alienation *2
Where everything isn't meant to be okay
Television dreams of tomorrow
We're not the ones who're meant to follow
For that's enough to argue
移民だらけの国中で
新たな緊張が生まれていく
物事がうまくいくことはずはない
テレビは未来の夢を映すけど
僕らに関係ないこと
分かりきったことなんだ
[Verse 2]
Well, maybe I'm the faggot America
I'm not a part of a redneck agenda
Now everybody do the propaganda
And sing along to the age of paranoia
僕だってアメリカのオカマ野郎なんだろう
保守層の議題なんて関係ない
今や国中で情報戦が繰り広げられる
被害妄想の時代へ向けて歌おうじゃないか
[Chorus]
Welcome to a new kind of tension
All across the alienation *3
Where everything isn't meant to be okay
Television dreams of tomorrow
We're not the ones who're meant to follow
For that's enough to argue
移民だらけの国中で
新たな緊張が生まれていく
物事がうまくいくことはずはない
テレビは未来の夢を映すけど
僕らに関係ないこと
分かりきったことなんだ
[Guitar Solo]
[Bridge]
Don't wanna be an American idiot
One nation controlled by the media
Information age of hysteria
It's calling out *4 to idiot America
アホなアメリカ人になるのはゴメンだ
国中でメディアに支配される
ヒステリックな情報社会
バカなアメリカへ大声で叫ぶんだ
[Chorus]
Welcome to a new kind of tension
All across the alienation
Where everything isn't meant to be okay
Television dreams of tomorrow
We're not the ones who're meant to follow
For that's enough to argue
移民だらけの国中で
新たな緊張が生まれていく
物事がうまくいくことはずはない
テレビは未来の夢を映すけど
僕らに関係ないこと
分かりきったことなんだ
トラック・インプレッション
アルバムから先行してリリースされた第一弾シングルであり、Billboard Hot 100では最高61位まで上がりました。
ロックオペラとして構想されたアルバムの全体的なテーマとコンセプトの導入として機能するアルバム、というよりもグリーン・デイにとっても最も有名な曲の1つです。
2004年頃1にジョージ・ブッシュが再選された大統領選挙運動中のアメリカの状態を激しく批判しており、歌詞には「混乱させる新しい偏ったメディア」の危険性が言及されています。
何が重要で何が大切なのか判断できない情報化社会での大きな混乱から信じるべき物を見つけることの大切さ、そしてそこから自分のアイデンティティを見つけることの意義を歌ったアルバムを象徴とする1曲目、第一弾シングルとして相応しい名曲となっています。
この曲のライブでの盛り上がりを想像するだけで今からワクワクしてきます。
また下からグリーン・デイの他の記事([アルバム他の曲の]和訳等)が見れますのでよかったら見ててください。
Green Day (グリーン・デイ) カテゴリーの記事一覧 - 歌詞和訳 〜キラクにキママにマジメにホンヤク〜
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