キャンセルド! ~傷跡でつながる私たち~
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ザ・トラック・オブ・ザ・デイ
- 曲名: CANCELLED! (キャンセルド!)
- アーティスト名: Taylor Swift (テイラー・スウィフト)
- 収録アルバム: The Life of a Showgirl (ザ・ライフ・オブ・ショウガール) *Track 10
- 収録アルバムリリース日:2025年10月3日
- プロデュース: Max Martin, Shellback & Taylor Swift
- ソングライター: Taylor Swift, Max Martin & Shellback
テイラー・スウィフトの12枚目のオリジナル・アルバム[The Life of a Showgirl]がリリースされました。
2024年4月リリースの[THE TORTURED POETS DEPARTMENT]からわずか1年半振りのアルバムです。
「Cancelled(キャンセルド)」という言葉は、現在の英語圏(特にSNSやネット文化)において一般的に使われており、本来の「予約を取り消す」という意味を超えて、「その人が社会的に葬られた」「追放された」という、人に対して重い意味で使われる流行語です。
サウンドも重厚でインダストリアルな質感があり、聴く人をテイラーの影の世界へと引き込むようなアルバムの中で一番ダークなムードを持つ一曲です。
世間から「キャンセル(社会的な追放)」された友人に対し、かつて自身も同じ経験をしたテイラーが「私の暗闇の世界へようこそ」と手を差し伸べる、“復讐の美学”と“連帯の哲学”が融合した、皮肉と連帯感に満ちた“キャンセルされた者たちへの讃歌”です。
曲のラストで繰り返される「Good thing I like my friends cancelled (キャンセルされた者同士の絆)」というフレーズを軸に、キャンセルされた者同士の連帯と美学を象徴しています。
痛みを共有することで生まれる絆を、詩的で怪しく表現しています。
曲の終盤に登場する「a shattered glass is a lot more sharp」という言葉は、「砕けたガラスは、もっと鋭くなる」というテーマがあるようで、この印象的な比喩が傷ついた者の強さと美しさを凝縮しています。
キャンセル・スキャンダルといったネガティブな言葉を、恥ではなく武器(ジュエリー)に見せることがこの曲のテーマなのでしょう。
テイラーらしらの一面である反骨と詩性が共存するのがこの[CANCELLED!] です。
なお英詞は"genius.com"から引用し、Official Lyric Video から補足しています。
Taylor Swift - CANCELLED! (Visualizer)
歌詞/和訳
Title : CANCELLED!
[Verse 1]
You thought that it would be okay, at first
The situation could be saved, of course
But they'd already picked out your grave and hearse
Beware the wrath of masked crusaders
最初は大丈夫だと思っていたんでしょ
きっと修復できるはずだって
でも彼らはもう、あなたの墓と霊柩車を用意してた
既に君の墓石と霊柩車を用意してる 「仮面の十字架(ネットの自警団)」たちの怒りには気をつけて
[Pre-Chorus]
Did you girlboss too close to the sun?
Did they catch you having far too much fun?
Come with me, when they see us, they'll run
Something wicked this way comes
あなた、"ガールボス"として輝きすぎた?
羽目を外して楽しんでるのを捕まったのかな
私と一緒に来て。私たちが現れれば、あいつらは逃げ出すわ
不吉な何かがこちらへやってくる
[Chorus]
Good thing I like my friends cancelled
I like 'em cloaked in Gucci and in scandal
Like my whiskey sour, and poison thorny flowers
キャンセルされた者同士の絆
Gucciとスキャンダルをまとい
傷を共有する友人こそが真の友だと宣言する
ウィスキー・サワーみたいに刺激的で、毒のある棘だらけの花が好きなの
Welcome to my underworld where it gets quite dark
At least you know exactly who your friends are
They're the ones with matching scars
ようこそ、私のアンダーワールドへ。ここはかなり暗いけど
少なくとも、誰が本当の友達かはっきりわかる
同じ場所に傷跡を持つ者こそが、味方なんだから
[Verse 2]
It's easy to love you when you're popular
The optics click, everyone prospers
But one single drop, you're off the roster *1
"Tone-deaf and hot, let's fucking off her"
人気者の時は、みんな簡単にあなたを愛する
見た目も完璧、みんな得をする
でも、たった一滴のミスで、君は登録抹消(戦力外通告)
「ズレてる癖に美人、さっさと消しちまえ」ってね
[Pre-Chorus]
Did you make a joke only a man could?
Were you just too smug for your own good?
Or bring a tiny violin to a knife fight?
Baby, that all ends tonight
男なら許されるようなジョークでも言った?
それとも、鼻につくほど自信満々すぎた?
ナイフの乱闘に「小さなバイオリン(悲劇のヒロイン)」を持ち込んだ?
ベイビー、そんな遊びは今夜でおしまい
[Chorus]
Good thing I like my friends cancelled
I like 'em cloaked in Gucci and in scandal
Like my whiskey sour, and poison thorny flowers
キャンセルされた者同士の絆
Gucciとスキャンダルをまとい
ウィスキー・サワーみたいに刺激的で、毒のある棘だらけの花が好きなの
(Honey) Welcome to my underworld, it'll break your heart
At least you know exactly who your friends are
They're the ones with matching scars
ようこそ、私のアンダーワールドへ。ここはかなり暗いけど
少なくとも、誰が本当の友達かはっきりわかる
同じ場所に傷跡を持つ者こそが、味方なんだから
[Bridge]
They stood by me before my exoneration *2
They believed I was innocent
So I'm not here for judgment, no
私が無実だと証明される前から、彼らはそばにいてくれた
私が潔白だと信じてくれていた
だから、私はあなたを裁いたりしない、絶対に
[Verse 3]
But if you can't be good, then just be better at it
Everyone's got bodies in the attic
Or took somebody's man, we'll take you by the hand
And soon, you'll learn the art of never getting caught
もし「いい子」になれないなら、もっと“うまく”やればいい
誰だって屋根裏に死体(隠し事)の一つや二つ、隠してるものよ
誰かの男を寝取った? 私たちが手を取ってあげる
そのうち学べるわ、「絶対に捕まらないための芸術」をね
[Chorus]
It's a good thing I like my friends cancelled
(You know that) I like 'em cloaked in Gucci and in scandal
I like my whiskey sour, and poison thorny flowers
キャンセルされた友達が好きなの
Gucciとスキャンダルをまとい
ウィスキー・サワーみたいに刺激的で、毒のある棘だらけの花が好きなの
Yeah, it's a good thing I like my friends cancelled
I salute you if you're much too much to handle
Like my whiskey sour (I like it), and poison thorny flowers (I love it)
キャンセルされた友達が好きなの
手に負えないくらいのあなたに敬意を表する
ウィスキーサワーみたいに(好き)、毒のある棘の花みたいに(大好き)
Can't you see my infamy loves company?
Now they've broken you like they've broken me
But a shattered glass is a lot more sharp
And now you know exactly who your friends are (You know who we are)
We're the ones with matching scars
私の「悪名」は、道連れを欲しがっているのよ
あいつらはあなたを壊した、かつての私を壊したみたいに
砕け散ったガラスこそ、何よりも鋭く突き刺さるもの
さあ、これで誰が本当の友達かわかったでしょ
私たちは、同じ場所に傷跡を持つ者同士なの
収録アルバム
紹介した曲は↓のアルバムに収録されています。
メディアの評価は、Metaclitic では2026年1月上旬時点で "69/100", Rolling Stoneでは100点満点の一方、Pitchforkでは5.9/10と評価は割れているようです。
2025年10月下旬のチャートアクションは、アメリカビルボートTOP200では当然のように1位、イギリスチャートでも1位を記録しています。
テイラー・スウィフトの歌詞和訳
下でテイラーの[The Life of a Showgirl]の他の曲の和訳等がありますので良かったら見てください!
最後まで見て頂きありがとうございました!
ではまた。
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