Give Me Novacaine - Green Day - OH! ジーザス、薬はやめろ〜!-
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ザ・トラック・オブ・ザ・デイ
- 曲名: Give Me Novacaine (ギヴ・ミー・ノヴァケイン)
- 収録アルバム: American Idiot (アメリカン・イディオット) *Track 7
- アルバムリリース日:2004年9月21日
- プロデュース: Green Day & Rob Cavallo
- ソングライター: Billie Joe Armstrong, Mike Dirnt & Tré Cool
グリーン・デイ、日本にやって来ました!
2010年以来の実に15年振り、しかもアルバム[Dookie]と[American Idiot]の全曲再現と目下の最新作[Saviors]を含むヒット曲満載の一大イベントが待ち遠しい、グリーン・デイ・ファンには絶対に見逃せないライブです。
という訳で2024/2025年のツアーで演奏されている曲をピックアップして和訳していきます。
2月21日から大阪公演がスタートしました。
私が行く横浜公演はとうとう明日に迫りました。全曲和訳を目指したけど出来なかった...残念!
気を取り直して今日は[Give Me Novacaine (ギヴ・ミー・ノボケイン)]。アルバム7曲目です。
[dookie]で元気いっぱいにメジャーデビューしたグリーンデイ。
勢いあるパンクサウンドとポップなメロディだけでなく、往来のセックス・ドラッグ・ロックンロールでも厭世的でもないけど、皮肉や風刺を込めたユニークでマイノリティや弱者が共感できる歌詞で世界中で大人気となったパンクバンドです。
いるようでいなかった近所の悪友のようなバンドでしたがその後のアルバムでは徐々によりポップに傾倒していきました。
前作[Warning]は極めつけのポップ感満載でしたが気に入ってたしずっと大好きなバンドでしたが特にマスコミ(ファンも?)マンネリ感を感じて来たのも事実だと思います。
そしてこの[American Idiot]!
グリーン・デイらしさ全開なのにとんでもなくバージョンアップされ、既にビッグなバンドがさらに化けたと感じました。
全曲神曲は当たり前で、カッコ良いとかでは済ませられない程に怒りや気持ちが媒体からはみ出るような生々しさが凄まじくいつ聞いても血沸き踊るアルバムです。
メディアの評価で名盤というだけでなく世界中のロックファンに愛され、私にとっても永遠の名作。
棺おけに入れてもらいたいレベルです。
1曲目の[American Idiot]から6曲目の[St. Jimmy]まで緩急つけながら全開で突っ走ってきましたがこの[Give Me Novacaine]で一呼吸という感じです。
それでも味のある名曲であることに全く異論はありませんが.....
公演日までブログに全曲和訳を載せるのは出来ませんでしたがこのちょっとメロウな名曲を和訳してみます。
なお英詞は"genius.com"から引用し、Apple Music から補足しています。
Green Day - Give Me Novacaine (Official Audio)
歌詞/和訳
Title : Give Me Novacaine
[Verse 1]
Take away the sensation inside
Bittersweet migraine *1 in my head
It's like a throbbin' *2 toothache of the mind
I can't take this feelin' anymore
モヤモヤする気持ちを取り去ってくれないか
甘く切ないこの偏頭痛を
心がズキズキするように歯が痛む
ガマンできない気分だよ
[Chorus]
Drain *3 the pressure from the swelling*4
This sensation's overwhelming
Give me a long kiss goodnight
And everything'll be alright
Tell me that I won't feel a thing
So give me Novacaine *5
腫れ物から苦痛を流し出してくれ
この感覚は俺を圧倒する
おやすみのキスをしてくれれば
すべてうまくいくんだ
俺は何も感じてないと言ってくれ
ノバカインをくれないか
[Verse 2]
Out of body and out of mind
Kiss the demons out of my dreams
I get the funny feelin' and that's alright
Jimmy says it's better than here
I'll tell you why
心と体を切り離し
夢から離れて悪魔にキスをする
楽しい気分がするからもう大丈夫
ジミーはここよりましだっていう
なんでか教えてあげるよ
[Chorus]
Drain the pressure from the swelling
This sensation's overwhelming
Give me a long kiss goodnight
And everything'll be alright
Tell me that I won't feel a thing
So give me Novacaine
腫れ物から苦痛を流し出してくれ
この感覚は俺を圧倒する
おやすみのキスをしてくれれば
すべてうまくいくんだ
俺は何も感じてないと言ってくれ
ノバカインをくれないか
[Guitar Solo]
[Chorus]
Drain the pressure from the swelling
This sensation's overwhelming
Give me a long kiss goodnight
And everything'll be alright
Tell me, Jimmy, I won't feel a thing
So give me Novacaine
腫れ物から苦痛を流し出してくれ
この感覚は俺を圧倒する
おやすみのキスをしてくれれば
すべてうまくいくんだ
俺は何も感じてないと言ってくれ
ノバカインをくれないか
トラック・インプレッション
タイトルのノボケインはコカインの代用に使われる局所麻酔薬で、ペニシリンの筋肉注射の痛みを和らげるために使用され、歯科でも使用される局所麻酔薬プロカインに由来しています。ノボカインという商品名が広く使用されているため、一般的な呼び名となったようです。
代表的な麻薬のコカインも同様に局所麻酔薬として使われてます。
タイトルに使われているのは"novacaine"の本来の綴りは"novocaine"です。これは単語の関係なのか、「ノヴォケイン」だとぬ〜ぼ〜としてしまうから、そんなことないか。
5曲目の[Are We Waiting]もスローな曲ですが熱いアンセミックな曲なので、ここで初めてミディアム・スローなアコースティック感がある曲が出てきます。だけどコーラス部等でギターが爆発するコントラストがこの曲を特別にしています。
歌詞では、"Jesus of Surbubia"が助けを求め、痛みを和らげるために麻薬に頼る様子が描かれてます。
"St.Jimmy"が"Jesus of Surbubia"の別人格という観点から見ると、"Jesus of Surbubia"が別人格の"St.Jimmy"になろうとしているということが”Jimmy says it's better than here (ジミーはここよりましだっていう)"という一節から感じ取れます。
また下からグリーン・デイの他の記事([アルバム他の曲の]和訳等)が見れますのでよかったら見ててください。
Green Day (グリーン・デイ) カテゴリーの記事一覧 - 歌詞和訳 〜キラクにキママにマジメにホンヤク〜
最後まで見て頂きありがとうございました!
ではまた。
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