歌詞和訳 〜キラクにキママにマジメにホンヤク〜

洋楽ときどき邦楽。好きな歌の和訳に歌の解説とエピソードを。思い出も添えて。

【歌詞和訳】Diet Pepsi - Addison Rae

今日はAddison Rae(アディソン・レイ)の2024年8月9日にリリースされたシングル[Diet Pepsi (ダイエット・ペプシ)]を和訳してみます。

歌詞と和訳だけ見たい方は下の目次の「歌詞/和訳」クリックしてください。

Diet Pepsi

ザ・トラック・オブ・ザ・デイ

  • 曲名: Diet Pepsi (ダイエット・ペプシ)
  • Addison Rae(アディソン・レイ)
  • シングルリリース日:2024年8月9日

 

今日取り上げる曲はAddison Rae(アディソン・レイ)の昨年夏にリリースされたシングル[Diet Pepsi (ダイエット・ペプシ)]です。

どうしてこの曲を取り上げるかというと私自身がダイエットペプシをよく飲むのでどんな歌詞なんだろうと気になったからです。


この曲はTikTokでバイラルヒットし、アイルランド・シンガポール・イギリスのチャートでトップ10入りを果たしたり昨年ワールドワイドな密かなヒットチューンになりました。

ちなみにBillboard Hot 100チャートでは54位がピークポジションでしたが、私がよく観る小林克也さんのベストヒットUSAでは2024年末頃にトップ20入りして未だに勢い衰えず上位をキープしています。
アメリカのラジオ放送回数のチャートなのでBillboardより遅めにランクインする傾向があり、ラジオでよくかかるということは一般層への浸透度合いが高いということが言えます。


そしてこのアディソン・レイさんはアメリカはルイジアナ州出身の24歳。
ミュージシャンというよりもTikTokのフォロワー数が7,000人を超えるインフルエンサーで、歌手でもありダンサー・女優でもあり、コスメブランドのプロデュースをするなど今やアメリカティーンの憧れのセレブリティです。


ダイエットペプシという曲のタイトルが音楽云々以前に気になるし、一聴してみるとなんてことのないポップチューンですが涼しげでありながらも影があり、ダイエットペプシでイメージする清涼感と人工甘味料の危うさの双方を兼ね備えているところが真夏の夜の雰囲気にピッタリです。(これを書いている今は真冬になってしまいましたが.....)


そんな誰もが知っている清涼飲料水が曲の中でどのように使われているか、聴いてみます。

 

なお英詞は"genius.com"から引用し、Apple Musicから補足しています。

和訳後の感想や曲のエピソードは歌詞の下に記載しています。


Addison Rae - Diet Pepsi (Official Video)

 

歌詞/和訳

Title :Diet Pipsi
Producer : Luka Kloser & ELVIRA
Writer : Addison Rae, Luka Kloser & ELVIRA


[Verse 1]
My boy's a winner, he loves the game
My lips reflect off his cross gold chain
I like the way he's telling me
My ass looks good in these ripped blue jeans
My cheeks are red like cherries in the spring
Body's a work of art you'd die to see

私の彼氏は人気者、ゲームするのが大好き
彼の十字架のゴールドチェーンに私の唇が映える
彼はこう言ってくれる、
破れたブルージーンズに包まれたヒップがキレイだって
頬はチェリーのように赤色
芸術的でアートそのものなボディが待ちきれないって


[Pre-Chorus]
Untouched, XO *1

Young lust, let's— (Ah)

まだ触れられないまま、ハグとキスをして
若き欲望、さぁ


[Chorus]
When we drive in your car, I'm your baby (So sweet)
Losing all my innocence in the backseat
Say you love, say you love, say you love me (Love me)
Losing all my innocence in the backsеat
When we drive in your car, I'm your baby (So sweet)
Losing all my innocеnce in the backseat
Say you love, say you love, say you love me (Love me)
Losing all my innocence in the backseat

車に乗ったら恋人同士
後部座席で純真さはいらない
愛していると言って、愛している、愛してるって
後部座席で理性を失う
車に乗ったら恋人同士
後部座席で純真さはいらない
愛していると言って、愛している、愛してるって
後部座席で理性を失う


[Verse 2]
Break all the rules 'til we get caught
Fog up the windows in the parking lot
Summer love (Ah, ah), sexy
Sitting on his lap, sippin' Diet Pepsi
I write my name with lipstick on your chest
I leave a mark so you know I'm the best

捕まるまではルールは破り続ける
駐車場で車の窓を曇らせる
とてもセクシー真夏の恋
あなたの膝で、ダイエットペプシを飲む
あなたの胸に口紅で私の名前を書く
私は最高だって、印を残すの


[Pre-Chorus]
Untouched (Untouched), XO (XO)
Young lust, let's go (Ah)

まだ触れられないまま、大好きなの
若き欲望、さぁ


[Chorus]
When we drive in your car, I'm your baby (So sweet)
Losing all my innocence in the backseat
Say you love, say you love, say you love me (Love me)
Losing all my innocence in the backseat
When we drive in your car, I'm your baby (So sweet)
Losing all my innocence in the backseat
Say you love, say you love, say you love me (Love me)
Losing all my innocence in the backseat

車に乗ったら恋人同士
後部座席で純真さはいらない
愛していると言って、愛している、愛してるって
後部座席で理性を失う
車に乗ったら恋人同士
後部座席で純真さはいらない
愛していると言って、愛している、愛してるって
後部座席で理性を失う


[Bridge]
In the backseat
When we—
In the backseat
When we—

後部座席で—
私たちは-
後部座席で—
私たちは-


[Chorus]
When we drive in your car, I'm your baby (So sweet)
Losing all my innocence in the backseat
Say you love, say you love, say you love me (Love me)
Losing all my innocence in the backseat (Ah)
When we drive in your car, I'm your baby (So sweet)
Losing all my innocence in the backseat
Say you love, say you love, say you love me (Love me)
Losing all my innocence in the backseat

車に乗ったら恋人同士
後部座席で純真さはいらない
愛していると言って、愛している、愛してるって
後部座席で理性を失う
車に乗ったら恋人同士
後部座席で純真さはいらない
愛していると言って、愛している、愛してるって
後部座席で理性を失う


[Post-Chorus]
Untouched
Young lust
XO
Let's go

手付かずのままなの、ハグとキスをして
若き欲望
大好きなの
一緒に...

 

トラック・インプレッション

アディソンのウィスパーヴォイスとセクシーな歌詞、今時のエレクトロが印象的なポップソングにラナ・デル・レイっぽいレトロなフレーヴァーを振り掛けたサウンドに、歌詞は若くて恋に落ちている恋人同士の甘い永遠の真夏の瞬間、不滅の感覚を封じ込めたような曲です。

レトロっぽい淡い白黒の映像がアディソンのセクシーで少し猥雑なポーズを捉えるMVがそんな雰囲気をよく出してます。

といったら褒めすぎかもしれませんが、恋バナ大好きだったり恋愛真っ只中の人にはブッ刺さりなのでしょう。


ダイエットペプシというキーワードがある歌詞は曲が後半に入ったところの以下の1箇所のみです。

Sitting on his lap, sippin' Diet Pepsi
あなたの膝に座って、ダイエットペプシを飲む

それ以外に繰り返されて耳につく単語が"backseat"という単語です。

Losing all my innocence in the backseat
バックシートで純粋さを無くしてしまう

実はこの曲はアディソンが彼女のガールフレンド二人と書いた曲で、当初は"backseat"というタイトルだったようです。
そしてアディソンが以前コラボしたチャーリーXCXのライブを見に行った時にチャーリーにこの曲を聴かせたところ、"Diet Pepsi"にすべきだと言われて「私はダイエットペプシが大好き。やってみよう」と思ってこのタイトルにすることになったようです。

このタイトルでなければこれほどヒットしなかっでしょうし、チャーリーのお陰で曲に魔法がかかった...そんなところでしょう。

2024年の夏にはタイラの[ウォーター(Water)]という夏にぴったりの大ヒット曲もありましたが、ウォーターが表版の夏ラヴソングヒットであればこちらは裏版といったところでしょう。

この先も真夏のアイテムとして聴き継がれる曲になるのか、この辺は今後のアディソンのミュージシャン、シンガーとしての活躍次第といったところでしょう。


最後まで見て頂きありがとうございました!

ではまた。

 

 

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*1:XO "hugs and kisses"を意味するスラングで親愛の情を伝えるためにメールやSNSのコメントなどで使われる