今日はColdplay(コールドプレイ)の[GOOD FEELiNGS (グッド・フィーリングス)]を和訳してみます。
歌詞と和訳だけ見たい方は下の目次の「歌詞/和訳」クリックしてください。
ザ・トラック・オブ・ザ・デイ
- GOOD FEELiNGS (グッド・フィーリングス)
- バンド名: Coldplay(コールドプレイ)
- 収録アルバム:[MOON MUSiC (ムーン・ミュージック)] *Track 5
- アルバムリリース日:2024年10月4日
Coldplay (コールドプレイ)は、イギリス ロンドン出身のロック・バンドです。
この曲[GOOD FEELiNGS (グッド・フィーリングス)]は、2024年10月4日ににリリースされた10枚目のオリジナル・アルバム[MOON MUSiC (ムーン・ミュージック)]の5曲目に収録されてます。
前回紹介した[JUPiTER]もこの曲もそうなのですがこの曲[GOOD FEELiNGS]も何故か "i" だけが小文字になってます。
同じような例ではiPS細胞やiPad,iPhone, 日本のグループBiSHやロックシンガーのLiSAもそうですね。
iPS細胞は当時大流行していた米アップルの携帯音楽プレーヤーであるiPodのように普及してほしいという思いが込められているようです。
元祖といえそうなApple製品の"i"には諸説あるのですが、その一つが、"I"は「私」を表す単語でもあり、文章の先頭であるかどうかに関わらず、大文字で書き表すのがルールをあえて否定して小文字で表したという説。
既成のルールの否定だったり「自分などちっぽけな存在だ」という1つの表現でもあるようです。
Macの語源となったリンゴの品種名である「マッキントッシュ」の綴りの"McIntosh"は逆に"I"が大文字で、頭の"Mc"という綴りがアイルランドで使われていたゲール語の「息子」という意味であり、英語の苗字である"McDonald", "McCartney"も同様に"Mc"の後の"D","C"がそれぞれ大文字になってます。
Apple創設者のスティーブ・ジョブズは、ヒッピー世代の一世代後ですが、インドにバックパック旅行をしたり、リンゴを主食とするリンゴ農園集団の中に身を投じていた経験から既存の価値観を否定して、自然と共生しようとしたヒッピー文化の影響を受けてきたのだと思われます。
コールドプレイの話がApple製品の話になってしまいましたが、少し気になって調べてみたので書き残しておきます...
参考サイト:iPhone、iMac、iPad…Apple製品の“i”ってどんな意味があるの?
タイトルの直訳は「良い気分」ですね。
前回紹介した[JUPiTER]もそうですが「トロピカルだったりラテンフレーバーのある心地よい気分になる」の曲です。
はたしてどんな歌詞の曲でしょう。
なお英詞は"genius.com"から引用し、Official Lyric Videoから補足しています。
和訳後の感想や曲のエピソードは歌詞の下に記載しています。
GOOD FEELiNGS - Coldplay, Ayra Starr (Official Lyric Visualiser)
歌詞/和訳
Title : GOOD FEELiNGS
Producer : Bill Rahko, Daniel Green, Max Martin, Oscar Holter, Michael Ilbert & The Chainsmokers
Writer : Chris Martin, Jonny Buckland, Guy Berryman, Will Champion, Andrew Taggart, Alex Pall, Nile Rodgers & Ayra Starr
[Intro]
good, good
All those good, good
All those good, good
All those good, good
全て最高、最高
全部最高、最高だ
サイコーの気分、サイコーだ
[Verse 1: Chris Martin]
We fell in love in the summer
I remember, baby, we saw the sun shine too
And we were born for each other
Just remember, baby, whatever we go through
僕らは夏に恋した
覚えてるんだ、ベイビー、太陽が輝いてたね
僕らは互いのために生まてきたんだ
どんなことがあっても覚えててね
[Pre-Chorus: Chris Martin]
All the good feelings for one another
As we danced to the radio
All the good, good feelings we have for each other
Don't ever, ever let them go
僕ら最高の気分だ
ラジオに合わせて踊ってたら
僕ら最高の気分
絶対、絶対に手放さないで
[Chorus: Chris Martin, Ayra Starr]
All the good, good feelings
Don't ever let, don't ever let them
Don't ever let them go
Don't ever let, don't ever let them
All those good, good feelings
Don't ever let, don't ever let them
Don't ever forget those good feelings
Don't ever let them go (All those good, good)
最高、最高の気分だ
絶対に、絶対に手放さないで
その良い気持ちを絶対に手放さないで
絶対に、絶対に手放さないで
最高、最高の気分だ
絶対に、絶対に手放さないで
その良い気持ちを絶対に手放さないで
絶対に手放さないで (最高、最高の気分を)
[Verse 2: Ayra Starr]
We fell in love in the summer
I remember, baby, we fell under the moon
We were born for each other
I remember when I'm millions of miles from you
僕らは夏に恋した
覚えてるんだ、ベイビー、月明かりの下だった
僕らは互いのために生まてきたんだ
どんなことがあっても覚えててね
君と遠く離れていても忘れないよ
[Pre-Chorus: Chris Martin, Chris Martin & Ayra Starr, Ayra Starr]
All the good feelings for one another
As we danced to the radio
All the good, good feelings we have for each other
Don't ever, ever let them go
僕ら最高の気分だ
ラジオに合わせて踊ってたら
僕ら最高の気分
絶対、絶対に手放さないで
[Chorus: Chris Martin & Ayra Starr, Ayra Starr, Chris Martin]
All the good, good feelings
Don't ever let, don't ever let them
Don't ever let them go
Don't ever let, don't ever let
All those good, good feelings
Don't ever let, don't ever let
Don't ever forget those good feelings
Don't ever let them go
All the good, good feelings
最高、最高の気分だ
絶対に、絶対に手放さないで
その良い気持ちを絶対に手放さないで
絶対に、絶対にだよ
最高、最高の気分だ
絶対に、絶対に手放さないで
その良い気持ちを絶対に忘れないで
絶対に手放さないで
最高、最高の気分だ
[Bridge: Choir, Arya Starr & Choir, Chris Martin]
La-la, la-la
La-la, la-la, la-la-la
La-la, la-la (Hey, the kids want to sing for you)
La-la, la-la, la-la-la
La-la, la-la
La-la, la-la, la-la-la
La-la, la-la
La-la, la-la, la-la-la
La-la, la-la (Oh, we're gonna make it through)
La-la, la-la, la-la-la
La-la, la-la
La-la, la-la, la-la-la
ララ、ララ
ララ、ララ、ラララ
ララ、ララ、(子供たちが歌いたいって)
ララ、ララ、ラララ
ララ、ララ、ララ
ララ、ララ、ラララ
ララ、ララ、ララ
ララ、ララ、ラララ
ララ、ララ、(僕らはやり遂げるんだ)
ララ、ララ、ラララ
ララ、ララ、ララ
ララ、ララ、ラララ
[Chorus: Chris Martin, Ayra Starr, Chris Martin & Arya Starr]
All the good, good feelings
Don't ever let, don't ever let them
Don't ever let them go
Don't ever let, don't ever let them
All those good, good feelings
Don't ever let, don't ever let them
Don't ever forget those good feelings
Don't ever let them go
All the good, good feelings
最高、最高の気分だ
絶対に、絶対に手放さないで
その良い気持ちを絶対に手放さないで
絶対に、絶対にだよ
最高、最高の気分だ
絶対に、絶対に手放さないで
その良い気持ちを絶対に忘れないで
絶対に手放さないで
最高、最高の気分だ
[Outro: Choir]
La-la, la-la
La-la, la-la, la-la-la
La-la, la-la
La-la, la-la, la-la-la
La-la, la-la
La-la, la-la, la-la-la
La-la, la-la
La-la, la-la, la-la-la
ララ、ララ
ララ、ララ、ラララ
ララ、ララ
ララ、ララ、ラララ
ララ、ララ、ララ
ララ、ララ、ラララ
ララ、ララ、ララ
ララ、ララ、ラララ
トラック・インプレッション
元々この曲は2017年に大ヒットした[Something Just Like This]と同じようにザ・チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)とコールドプレイのコラボ曲として前作[Music of Spheres]に収録予定の曲でした。
作詞作曲にはザ・チェインスモーカーズのメンバーがおり、なんとナイル・ロジャースの名前もあります。
結局、この[MOON MUSiC]に収録となりましたが、フィーチャリングには彼らの名前はなく、ナイジェリア出身のシンガー・ソング・ライターのアイラ・スター(Ayra Starr)がクレジットされてます。
このアイラ・スター、3年間にデビューして地元ナイジェリアでは大人気。
タイラと並ぶアフリカ出身の新生ポップスター。現在、22才で世界で注目されるシンガー・ソング・ライターです。
14才で大学に入り、16才でモデルデビューする美貌、そして17才でオリジナル曲をインスタにアップした後、即レコード会社から連絡が入り契約し18才でデビューする音楽才能もある天が何物でも与えた才女のようです。
素直で綺麗な声が魅力の人で日本ではこのコールドプレイとのコラボでお披露目という感じですが、これからオリジナル作でも日本のメディアで話題になって来るかもしれません。覚えておきましょう。
アイラをフィーチャーするにあたり制作面で大きく異なる方向性を取ったと思われますが、このアルバム中盤のフックとなるべく上手くハマった曲になってます。
また下からコールドプレイの他の記事(和訳等)が見れますので良かったら見てください。
Coldplay (コールドプレイ) カテゴリーの記事一覧 - 歌詞和訳 〜キラクにキママにマジメにホンヤク〜
最後まで見て頂きありがとうございました!
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