2024年12月29日(日)に神奈川・ぴあアリーナMMで開催されたPerfumeのライヴ(Perfume 10th Tour ZOZ5 “ネビュラロマンス” Episode 1)に行ってきました。
2025年から11都市23公演を巡る全国アリーナツアーが続きますがさすがにある程度のネタバレあります。当日に全貌を見たい!という方はご注意ください。
ライブ情報
- ユニット名:Perfume
- ライブ(ツアー)名:Perfume 10th Tour ZOZ5 “ネビュラロマンス” Episode 1
- 会場: 神奈川・ぴあアリーナMM
- 公演日時:2023年12月29日(日) 17:00開場, 18:00開演
はじめに・・・
2024年6,7月のアジアツアーは2023年ロンドン等での海外ツアーやぴあアリーナMMの年末ライブの延長線上にある”COD3 OF P3RFUM3 ZOZ5" ツアーでした。
私も2023年12月30日のぴあアリーナMM公演に行きましたが、2022年のアルバム[PLASMA]と2023年リリースの最新シングルを要所に絡めながら代表曲・人気曲を惜しみなく注ぎ込んだライヴ映え重視の選曲で、過去と未来のPerfumeを魅せてくれて堪能しました。
今年も大晦日のファンクラブ P.T.A.会員限定のカウントダウン・ライヴには行けないので昨年に続きその前の12月29日に参戦。
仕事納めも終わって年末年始休みモードに入ってすぐのライブは心配事もどっかに行き気持ちも軽やか、体のコンディションも良く、ライヴ楽しむには最適モードです。
今年も冬にしては暖かく風の少ない冬晴れで最高のライブ日和でした。
会場まで、そして着席・・・
昨年は開演30分前にグッズ売場に行ったら長蛇の列だったので、今回はグッズ売場開場すぐの14時過ぎに並び、それでも30分以上並びましたが黒いロングスリーブTシャツと白ソックスを無事に購入。
上の写真はアリーナ内のグッズ展示で私の買ったグッズは写ってないですが、公式サイトにグッズ情報が載ってます。
目当てのグッズを買い、同伴者と17時まで時間を潰して会場のぴあアリーナMMに向かいます。
ぴあアリーナMMは12,000人程度の収容人数なので、派手目なライティング等の演出も充分でき、重低音も効いてて、1万人以上クラスの他のアリーナに比べるとアーティストとの距離感もさほど気にならないので好きな会場です。
ライブでなければなかなか行かない横浜の地というのも新鮮な気分になります。
今回のチケット価格は一律価格12,500円で場所が心配でしたが4階席の一列目のステージを少し右斜めに見る席。
一列目は前の柵が低めで飛び跳ねると危険な席で「座ってみてください!」と言われました。
下の写真じゃ分かりづらいけどさすがにこれは危険です。いつ事故が起きても良いような柵の高さでよくこんな席にしたな。
ちょっと残念でしたが、じっくり鑑賞するパートが多い今回のライブでは最終的に良い席でした。
開演30分前に定位置に着いた時には周囲の席は空いてましたが開演直前には全席埋まるというまさにソールドアウトライブ。見回す限り空き席は見当たりません。
ライヴ・インプレッション
今回は「ネビュラロマンス 前篇」リリース後の初ツアー、公式チャンネルの特報を見る限り昨年とは全く異なることが予想されました。
特報 Perfume 10th Tour ZOZ5 “ネビュラロマンス” Episode 1
特報2_Perfume 10th Tour ZOZ5“ネビュラロマンス” Episode 1
Perfume初のコンセプトアルバムという特別なアルバムで、リリース後の初披露となります。
初めからこれを軸にした世界観が予想されてますが、どうなるんだろうというワクワク・ドキドキ感があります。
ライヴは開演時間から5分程遅れて18時5分頃にスタート。
今回のライブはA-Side, B-Sideと別れる構成。
A-Sideは徹底して「ネビュラロマンス 前篇」の世界観が展開されます。
曲間にアルバムのストーリーが分かってくるムービーを挟みながらMC一切なしに一気にかけ抜けます。
36分という短めのトータルタイムはライブのパフォーマンス時間を考慮したのかもしれません。Side-Aのパフォーマンス時間は約45分程でした。
ここからやっと? ネビュラ以外のお馴染みの曲が続いていきますが、あーちゃん曰くPerfumeの煩悩の数だけ考えたセットリストとのこと。
今日この日にファンに聴いて欲しい曲を選曲したという、おなじみ曲とどちらかというと裏ベスト曲をピックアップして織り交ぜたセトリです。
「特報2」にあるように108通りのセットリストの一端を示すように昨日28日と異なる日替わり曲は2曲でした。
ちなみに今日の選曲は[Party Maker]と[Baby crusing Love]。
どちらも当たりですが[Party Maker]が聴けたのが良かった。
ライブが始まって1時間が経ち、やっとMCが入ります。
のっちも「やっと喋ったね!ここまで喋らなかったのは珍しいよね」と前置きしつつMCしてしました。
個人的に初めてライブに来たご新規さんにユーモア交えて配慮するかしゆかのMCがチクチクと優しく柔らかに刺さりまくりました。
今回のライブで入場前に[NEBULA MEMBER ID]というカードが配られますが単なるプラのカードじゃないかと侮ってはいけません。
ここに書いてあるチーム(私は"CYAN")をしっかり意識しておくとMCやP.T.A.コーナーでのコールアンドレスポンスをより楽しめます。
こんな感じのカードです。
P.T.A.コーナーは相変わらずの明るさと楽しさでちょっと救われます。
ここはファンならご存知の方は多いと思いますが、今年対バンした有名な日本のバンド某"B"(B'zではない)のヒット曲を覚えておくとより楽しめます。
そしてライブのエンディング前とエンディング曲も"?!"が2つ続く選曲。
年末だから盛り上がりたいと Perfumeのヒット曲集を聴きたいと思って来た人にはまさに"?!?!?!"の連続のライブ展開でしょう。
特にSide-Aの挑戦的で実験的な驚きと、驚きの流れを引き摺るSide-Bの過去ナンバーの選曲は絶妙だったりして、予定調和にならない展開は終わってみるとやっぱり来て良かったです。
この展開を理解した上でもう一回別会場で見たいなと思わせるくらいです。
また昨年末のようなベスト選曲ライブ、また来たいな~とも思わせてくれます。
「ネビュラロマンス後篇」は2025年リリースとのことですが、リリース日はまだ決まってなく、前篇・後篇揃ってからのライブが"Episode 2"としてありそうなので、そこでどんな展開を見せてくれるか、更なる驚きが待っているようで来年が楽しみになった1日でした。
最後になりましたが、このライブを楽しむために予習すべきアルバムは、当然・必須ながら最新作「ネビュラロマンス 前篇」、そしてその前 2022年リリースの「PLASMA」, そしてボリュームたっぷりの三枚組の2019年リリースのベストアルバム「Perfume The Best "P Cubed"」といったところでしょう。
PS. このブログでのライブレポはセトリを載せるようにしているのですがさすがにツアー最初の横浜公演時点なので記載しません。
有志の方のサイトなどで掲載されているので、セトリ知っておきたいという方はそちらをご覧ください。
ではまた。
最後まで見ていただきありがとうございました!
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