歌詞和訳 〜キラクにキママにマジメにホンヤク〜

洋楽ときどき邦楽。好きな歌の和訳に歌の解説とエピソードを。思い出も添えて。

2024.6.2 深海ツアーライブレポ&歌詞和訳:Dropout - SEKAI NO OWARI

今日は先日6月2日にさいたまスーパーアリーナで観たSEKAI NO OWARIのライブレポートを主に書いていきます。
歌詞和訳で取り上げるのは、Dropoutです。

歌詞と和訳だけ見たい方は下の目次の「歌詞/和訳」クリックしてください。

 

 

scent of memory (通常盤)

 

ライブ情報

  • バンド名:SEKAI NO OWARI
  • ツアー名:SEKAI NO OWARI ARENA TOUR 2024「深海」
  • さいたまスーパーアリーナ (Saitama Super Arena)
  • 2024年6月2日(日)  *17:00開演

 

ライブ・レポート

SEKAI NO OWARI 「深海」ツアーのさいたまスーパーアリーナ公演に行ってきました!

セカオワは[RPG]や[Dragon Night]が収録されている3枚目のアルバム[Tree]からずっと好きで聴いていて、同年代の友人とお互い始めてセカオワライブ参戦しました。

 

 

当日さいたまスーパーアリーナ周辺は午後になると土砂降りの雨が降りまくりましたがアリーナ開場前には小雨に変わり足元は悪いながらも皆、気分良くアリーナに向かえたのではないでしょうか。

そして今年の話題のツアーなのでアリーナは開演前には空いている席が見えないほど超満員、札止めって感じした。

 

 

セカオワの音楽はポップでロックっぽくもありエレクトロ・ダンスありと幅広く、ダークさとポジティブさを併せ持つ歌詞、そして何よりも素晴らしいメロディが好きす。

2010年にインディーからアルバムデビューした4人組バンドでキャリア15年なので幅広い年齢層のファンが来ているかと思いきや、20代かせいぜい30代前半の若いファンがほとんどで年齢が上の私らは会場内で結構ギャップを感じました。
だけど皆さん本当に楽しそうにマナー良くライブを楽しんでましたね。
一緒に行った友人の方が興奮して大声出したりで冷や汗ものでした...

ライブは洋楽をメインに聴いている私としてはサウンドがデコっとしているところと初期のファンタジーっぽい曲に少し違和感を感じましたが、さすがの曲の良さとライティングが素晴らしかったですね。

バンドもそれぞれ皆キャラが違っていて、Fukaseの生意気な感じが良いキャラ立ち具合になっていましたね。
メンバーみんな良い人、真面目な人ばかり、同じようなキャラの人達というのもつまらないですからね。

17時過ぎから始まったライブは19時すぎに終わり、2時間強のライブ。
ヒット曲、シングルやアルバム内の名曲、隠れた名曲とバランス良い選曲だったと思います。

このブログでは初めて取り上げるJ-POPアーティストなので紹介する曲をどうしようかと思いましたが、セットリストの後半にやった英詞の曲[Dropout]を取り上げます。
切ないメロディとエレクトロの高揚感、そしてアコギが印象的な大好きな曲です。

 

ザ・トラック・オブ・ザ・デイ

  • トラック名: Dropout
  • バンド名: SEKAI NO OWARI
  • 収録アルバム: scent of memory  *Track 9
  • アルバムリリース日:2021年7月21日 

Dropout

 

歌詞/和訳

 

トラック・インプレッション

日本のアーティストの英詞はシンプルなものが多い印象を持ってましたが、実際にFukaseが10代で経験した精神状態を思うと作詞者の意図とどこまで合っているのが心配になってきます。

ドン底の人生から抜け出す覚悟の歌です。

 

Fukaseはこの曲について下記のように語っています。

Fukaseは「今までの自分と、未来に対する自分のことを歌っていて、サビは今から進んでいく未来について歌っています。自分の地元の街にも変わっていくものと、変わらないものが景色として沢山あって、その場所を歩いているときに曲のメロディーが自分の中に降りてきました」とし、自身のこれまでの人生が詰まったような楽曲だと語っている

 

umbrella/Dropout  |  Wikipedia

 

曲を聴いているのと実際に訳してブログに公開する責任感をちょっと考えてしまいました。
ネットや雑誌から知った断片的な情報とできるだけ慎重に訳した結果、上の和訳になりました。

それでもライブではこの曲を歌いながら「飛べ〜!」と言って観客を煽ってました。
また過激でストレートな歌詞の[habit]の「大人の俺が言っちゃいけない事言っちゃうけど〜」という陰険で意地悪なくだりを観客に歌わせて自分でケラケラっと笑っていたところを見るとFukase自身が自分の使った歌詞を周りがどう解釈するのか結構楽しんじゃってるのかもしれないですね。

ではまた。