今日はKaty Perry(ケイティ・ペリー)の2024年9月20日にリリース予定の7枚目のオリジナル・アルバム[143]から、ファースト・シングル「WOMAN’S WORLD (ウーマンズ・ワールド)」です。
Billboard Hot 100チャートでは63位まで上昇した曲です。
直訳は「女性の世界」です。
歌詞を気にしなければ「ポップで力強さを感じる」曲です。
はたしてどんな歌詞の曲でしょう。
歌詞と和訳だけ見たい方は下の目次の「歌詞/和訳」クリックしてください。
ザ・トラック・オブ・ザ・デイ
- トラック名: WOMAN’S WORLD (ウーマンズ・ワールド)
- アーティスト名: Katy Perry(ケイティ・ペリー)
- 収録アルバム: 143 *Track 1
- シングルリリース日:2024年7月15日
ケイティ・ペリーは、アメリカはカリフォルニア州出身の歌手、ソングライターです。
私は生活の忙しさから90年代半ばから2000年代終わり頃までは音楽リスナー歴がすっぽり抜けてしまってるのですが、2000代後半から音楽をまた聴くようになった時に一世を風靡していた女性シンガーがレディ・ガガとこのケイティさんです。
ガガはデビュー時から評論家筋にも受ける本格派アーティストでしたが、ケイティは正統派ポップ・シンガーだけどアイドル性が高いといった印象でした。
それでも少女時代からゴスペル音楽の道に進んでいたこともあり、メリハリのあるヴォーカルスタイルと時に力強いヴォーカルは魅力的だったし、フック満載のポップソングは聴きやすくて、セクシーでキュートで明るくいたずら好きそうなキャラがPVでも弾けてて好きなシンガーでした。
2010年にリリースされた3枚目のアルバム[Teenage Dream (ティーンエイジ・ドリーム)]はカリフォルニアガールズ的なノリとケイティのキャラがハマった名曲揃いのアルバムでした。
この中から5曲がBillboard Hot 100でナンバーワンを獲得し、これはマイケル・ジャクソンのアルバム[Bad]に並ぶ記録であり、2010年代前半の洋楽界の歌姫と言ったら間違いなくケイティでした。
久々にこれらのヒット曲を聴いてみたのですが、多少は時代を感じつつも、ポップで明るくてノリが良くて時代を越える素晴らしい曲だなぁとつくづく感じます。
そして前作[Smile]から4年振りにリリースされるのが9月リリース予定の7作目のアルバム[143]であり、先行シングルが今回の[WOMAN’S WORLD]です。
実は今回のシングルは、女性ポップスターのケシャから虐待による訴訟を起こされたドクター・ルークのプロデュースです。
ドクター・ルークはケイティの大ヒット作[Teenage Dream]や[Prism]を手掛けてきたプロデューサーですね。
裁判時代は昨年和解に終わりましたが、ドクター・ルーク側からの内密な働きかけによるものがあり業界内では限りなく黒に近いのでは、という噂が消えません。
そんな中で業界がドクター・ルークをさける中で、何故ケイティはあえてルークを今作で採用したのか。
今作がケイティ正念場の重要作になりそうです。
Katy Perry - WOMAN'S WORLD (Official Video)
歌詞/和訳
Title : WOMAN’S WORLD
Producer : Dr. Luke, Vaughn Oliver, Aaron Joseph & Rocco Did It Again!
Writer : Katy Perry, Chloe Angelides, Dr. Luke, Vaughn Oliver, Aaron Joseph & Rocco Did It Again!
[Intro]
(It's a woman's world and you're lucky to be livin' in it)
(女性たちの世界。ここで生きてるってラッキー)
[Verse 1]
Sexy, confident
So intelligent
She is heaven-sent
So soft, so strong
セクシーで自信に満ちている
そして知的
彼女は天から授かりし存在
優しくて、そして強い
[Pre-Chorus]
She's a winner, champion
Superhuman, number one
She's a sister, she's a mother
Open your eyes, just look around and you'll discover, you know
勝者でチャンピオン
超人でナンバーワン
姉妹であり母である
目を開けて、周りを見渡せば、きっとわかるはず
[Chorus]
It's a woman's world and you're lucky to be livin' in it (Uh-huh, uh-huh)
It's a woman's world and you're lucky to be livin' in it (Uh-huh, uh-huh)
You better celebrate
'Cause, baby, we ain't goin' away
It's a woman's world and you're lucky to be livin' in it (Uh-huh, uh-huh)
女性たちの世界。ここで生きてるってラッキー
ここは女性の世界。ここで生きてるってラッキー
さぁお祝いしましょう
だって、ベイビー、私たちはどこかへ行ったりはしない
ウーマンズ・ワールド。ここで生きてるってラッキー
[Verse 2]
Fire in her eyes
Feminine divine
She was born to shine
To shine, to shine, yeah
彼女の目には炎が見える
女性らしくて神聖な
輝くために生まれてきた
輝くため、そう、輝くために
[Pre-Chorus]
She's a flower, she's a thorn
Superhuman, number one
She's a sister, she's a mother
Open your eyes, just look around and you'll discover, you know
花であり、棘でもある
超人でナンバーワン
姉妹であり母である
目を開けて、周りを見渡せば、きっとわかるはず
[Chorus]
It's a woman's world and you're lucky to be livin' in it (Uh-huh, uh-huh)
It's a woman's world and you're lucky to be livin' in it (Uh-huh, uh-huh; you better)
You better celebrate (Celebrate)
'Cause, baby, we ain't goin' away (Oh)
It's a woman's world and you're lucky to be livin' in it (Uh-huh)
女性たちの世界。ここで生きてるってラッキー
ここは女性の世界。ここで生きてるってラッキー
さぁお祝いしましょう
だって、ベイビー、私たちはどこかへ行ったりはしない
ウーマンズ・ワールド。ここで生きてるってラッキー
[Outro]
Lucky to be livin' in it
(Woo, uh-huh)
Lucky to be livin' in it
That's right
It's a woman's world (Uh-huh)
And you're lucky to be livin' in it
(Uh-huh)
ここで生きてるってラッキー
ここで生きてるってラッキー
そうよ
ここで生きてるってラッキー
トラック・インプレッション
出産と子育てを経たケイティが4年振りに放つ、母親になっての気づきや、女性たちに向けての影響力と肯定感に溢れた祝福のアンセムという歌詞になってます。
曲を聴く限りは可もなく不可もなくといいったところですが、全盛期のサウンドを今の時代に再びチャレンジという意気込みを感じます。
PVは[Teenage Dream]時代のポップでカラフルな世界を今のケイティでやってみようといったところでしょう。
映画[バービー]と[ターミネーター]?をパロッた作りかな。
元々、ケイティのPVはカラフルでお茶目でいたずらっぽさがあったのでそのノリでつくったところもあるのでしょうが、見れば分かるのですがさすがにやり過ぎで物議をかもしてますね。
プロデューサー選定やPVでバッシングを受けてしまい、挙句の果ては今活躍している女性アーティストの活動に水を差すとか関係ないこと言われてたりしまっています。
一時期ケイティを好きだった者としてはそこまでパッシングしなくても...と思うのですが、最新アルバム[143]と今後の活動で答えがでるのでしょう。
ではまた。
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