歌詞和訳 〜キラクにキママにマジメにホンヤク〜

洋楽ときどき邦楽とライブレポ。好きな歌の和訳に歌の解説とエピソードを。

【歌詞和訳】Man Of The Year - Lorde

マン・オブ・ザ・イヤー - ロード  〜 自我を超えて、新しい自分へ 〜 

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ザ・トラック・オブ・ザ・デイ

  • 曲名: Man Of The Year (マン・オブ・ザ・イヤー)
  • アーティスト名: Lorde (ロード)
  • 収録アルバム: Virgin (ヴァージン)  *Track 4
  • シングルリリース日:2025年5月29日
  • プロデュース: Lorde & Jim-E Stack
  • ソングライター: Lorde & Jim-E Stack

 

Lorde(ロード)はニュージーランド出身のシンガー・ソング・ライターで、この曲[Man Of The Year (マン・オブ・ザ・イヤー)]は2025年6月27日にリリースされた4作目のオリジナル・アルバム[Virgin (ヴァージン)]の2枚目の先行シングルであり、アルバムには4曲目に収録されています。


ミュージック・ビデオ(MV)では、Tシャツを脱ぎ捨て感情の赴くままに全身で表現するロードの姿が映し出され、初めて見る人にはエキセントリックに感じるかもしれません。

相変わらず難解で哲学的な歌詞を自分なりに読み進めた後にMVを観ると、化粧っけ無しで素の姿で踊る大胆さと力強さはこの曲にはこのMVしかないなと思えてきます。


この曲についてロードは、ローリングストーン誌に下記にように語っています。
英文を意訳/要約しています。

ステージで観客の前でこの曲を歌う自身の姿を思い浮かべた。
ジーンズを履き、上半身裸でチェーンとジーンズだけを身につけているが、束縛感をほのめかすものとしてクローゼットにあったテープを取り出し胸に3本の帯を描いた。
鏡に映る自分の姿を見て、これが私であり、まるで自分の体が芸術作品の延長線上にあるかのように感じた。

Man of the Year | Lorde

 

自分の過去の断ち切り、ジェンダーを超えて新たな自分に目覚めていき、それを受け入れる過程をこの1曲に閉じ込めたかのようです。
美しくある必要はなく、脆くても真摯に生きること、そんなロードの気持ちが透けて見えるような歌だと感じました。

コーラス最後の"Now I'm broken open. Let’s hear it for the man of the year"という言葉をどのように捉えるかがポイントだと思います。


なお英詞は"genius.com"から引用し、Spotify から補足しています。

 


Lorde - Man Of The Year

 

 

歌詞/和訳

[Verse 1]
Gliding through on my bike, gliding through
Like new from my recent ego death
Sirens *1 sing overnight, violent, sweet music


バイクで駆け抜ける
エゴが壊れて生まれ変わったように
サイレンが夜通し激しく甘美な音を奏でる

You met me at a really strange time in my life
Take my knife and I cut the cord
My babe can't believe I've become someone else
Someone more like myself

あなたとは奇妙な時期に出会った
ナイフを取って糸を断ち切る
私が別人のようになったと思うだろう
でもそれが本来の自分なんだ


[Chorus]
Who's gon' love me like this?
who could give me lightness?
Let it flow down to me
Love me like this
Now I'm broken open

誰かこんな私を愛してくれるかな
誰か私を軽やかな気持ちにしてくれるかな
流れ落ちていくままに
そんな風に私を愛して欲しい
壊れて露になった私のことを


[Verse 2]
Now I go 'bout my day, riding it like a wave
Playing it any way I want
Swish *2 mouthwash, jerk off *3

Days go by in a haze, stay up and sleep late

波に乗るように日々を過ごす
自分の思うように生きたい
うがいをしたり自慰したり
ぼんやりと日々を、夜更かしと寝坊して過ごす


[Chorus]
Who's gon' love me like this?
Oh, who could give me lightness?
Way he flow down through me

誰かこんな私を愛してくれるかな
誰か私を軽やかな気持ちにしてくれるかな
流れ落ちていくままに

Love me like this
Now I'm broken open
Let's hear it for the man of the year
Hear it for the man of the year

そんな風に私を愛して欲しい
壊れて露になった私のことを
今年の男に注目して
今年の男に拍手を送ろう


[Outro]
How I hope that I'm remembered, 
My Gold chain, my shoulders, my face in the light
I didn't think he'd appear

ずっと覚えていたい
金の鎖、肩、光に照らされた私の顔
彼は現れてしまった

Let's hear it for the man of the year
Hear it for the man of the year
Let's hear it for *4 the man of the year

今年の男のために歌おう
今年の男に注目して
今年の男に拍手を送ろう

 

 

収録アルバム

紹介した曲は↓のアルバムに収録されています。

 

メディアの評価は、Metacritic では "82/100", Rolling Stoneでは4.5/5(★評価), NMEでも4/5(★評価)と高評価です。
2025年7月中旬のチャートアクションは、母国ニュージーランドとオーストラリアそしてイギリスで1位、アメリカビルボートTOP200では2位とアメリカ・ヨーロッパで絶大な支持を得ておりアーティストとして確実なステータスを築いてます。

 

最後まで見て頂きありがとうございました!

ではまた。

 

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*1:siren 〔ギリシャ神話の〕セイレーン。半人半鳥の海の妖精で、近くを通る船の船員をその甘い歌声で誘惑し、自分の座る岩に座礁させてしまうとされる。 <by 英辞郎>

*2:swish 〔むち・風などが〕ヒュッ[シュッ・ヒュー]と鳴る[音を立てる] <by 英辞郎>

*3:jerk off 〈米・卑俗〉〔男が〕自慰[オナニー・マスターベーション]をする、マスをかく <by 英辞郎>

*4:Let's hear it for ~に拍手を送ろう、~を励まそう <by 英辞郎>