【歌詞和訳】レット・ユー・フェイド - リンキン・パーク
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ザ・トラック・オブ・ザ・デイ
約7年ぶり8枚目のスタジオ・アルバム[From Zero (フロム・ゼロ)]は2024年11月にリリースされ全米アルバムチャート2位、全英1位、さらに世界各国でチャート上位を獲得しました。
2025年の春になってから新曲[Up From the Bottom]が3月25日、こ[Unshatter (アンシャッター)]が4月25日とリリースされてきましたがデラックス・エディションが2025年5月16日にリリースされました。
[From Zero]の成功とファンの反響を受けてリリースが発表され、新曲3曲と世界各地で収録された最新ライブ音源として[From Zero]収録の5曲が追加された特別盤です。
そしてデラックス・エディションと同時にリリースされたのが最後のこの曲[Let You Fade] で、既にデモは出来てましたがアルバムリリース後と[From Zero]のツアー中を経過していくうちに完成された曲です。
マイク・シノダはこの曲について、デモでのヴァージョンが静かだったのでアルバム収録まで至らなかったけど、最終的にピアノとボーカルを中心にしたアレンジへと変わっていき、最初は大音量で始まりながらもブリッジで静かになる曲へ変化するバンドの成長を反映した曲、と語ってます。
バンドは2025年4月下旬からアメリカ、ヨーロッパ、南米と回るツアーを行なっており、デラックス版はそのプロモーションや景気付けリリースの意味もあり、2025年も元気にライブ・ツアーをやってくれそうです。
なお英詞は"genius.com"から引用し、Apple Musicから補足しています。
和訳後の感想や曲のエピソードは歌詞の下に記載しています。
Let You Fade - Linkin Park
歌詞/和訳
Title : Let You Fade
[Verse 1: Mike Shinoda]
I'm supposed to be *1 runnin', I'm just catchin' my breath *2
Sayin' congratulations, terrified of what's next
Everything is exploded, twenty hours no sleep
Three o'clock in the mornin', lyin' there in the street
走り続けなければいけないのに息を整えているだけ
祝福を伝えながらも何が起きるか怯えている
全て爆発して、20時間眠ってない
午前3時に路上に横たわる
[Pre-Chorus: Emily Armstrong & Mike Shinoda]
Breaking our backs *3 for a pile of sand
Just to have it all fallin' out of our hands
Maybe it all gets lost in the end, but
山のような砂のために骨身を削り
手から全てがこぼれ落ちてくだけだ
結局全て失われてしまうかもしれないけど、
[Chorus: Emily Armstrong & Mike Shinoda]
I'll remember you
No matter where our ways may take us to
And even when the memories slip away
Time will test you, I won't let you fade
君を忘れない
二人の道がどこへ向かおうとも
思い出が消え去ろったとしとも
時が経とうとも、僕は君を忘れない
[Verse 2: Mike Shinoda]
This is supposed to feel different, why do I feel the same?
Tryin' to get with the rhythm, I'm all over the place *4
And the faces in my head say that what was next might just be the last
We don't want to admit that we are never going back
Revisitin' the distance from the present to the past
And don't know how we went from where we were to where we're at
違和感を感じるはずだけど、同じように感じてしまう
流れに乗ろうとしても、自制心を失ってしまう
頭の中の顔は、次が最後かもしれないと告げている
二度と戻れないと思いたくない
現在から過去へ振り返ってみても
どうしてここにたどり着いたのかわからない
[Pre-Chorus: Emily Armstrong & Mike Shinoda]
Breaking our backs for a pile of sand
Just to have it all fallin' out of our hands
Maybe it all gets lost in the end, but
山のような砂のために骨身を削り
手から全てがこぼれ落ちてくだけだ
結局全て失われてしまうかもしれないけど、
[Chorus: Emily Armstrong & Mike Shinoda]
I'll remember you
No matter where our ways may take us to
And even when the memories slip away
Breaking our backs for a pile of sand
Just to have it all fallin' out of our hands
Maybe it all gets lost in the end
君を忘れない
二人の道がどこへ向かおうとも
思い出が消え去ろったとしとも
山のような砂のために骨身を削り
手から全てがこぼれ落ちてくだけだ
結局全て失われてしまうかもしれない
[Bridge: Mike Shinoda, Emily Armstrong, Both]
I know I'm the one that you wanna forget
but I'll remember you
No matter where our ways may take us to
And even when the memories slip away
Time will test you
Time will test you
Time will test you
I won't let you fade
君が僕を忘れたいって思ってるよね
だけど僕は君を忘れない
二人の道がどこへ向かおうとも
たとえ思い出が消え去ろったとしとも
どんなに時が経とうとも
どんなに時が経とうとも
どんなに時が経とうとも
どんなに時が経とうとも
僕は君を忘れない
[Outro: Mike Shinoda & Emily Armstrong, Both]
I won't let you fade
I won't let you fade
What's next might just be the last
We don't want to admit that we ain't never goin' back
(I won't let you fade)
Revisiting the distance from the present to the past
And don't know how we got from where we were to where we're at now
(I won't let you—)
僕は君を忘れない
僕は君を忘れない
次が最後かもしれない
二度と戻れないと思いたくない
(僕は君を忘れない)
現在から過去へ振り返ってみても
どうしてここにたどり着いたのかわからない
(僕は君を忘れない)
トラック・インプレッション
曲のタイトルは"Let You Fade (君を消す)"だけど繰り返し歌われるのは"I won't let you fade (君を消さない)"です。
喪失と希望の間で揺れる感情、失われていく記憶や変化に対する葛藤を、"Time will test you (時間が君を試す)", "I won't let you fade (君を消えさせない)"といったフレーズが繰り返されながら前へ進んでいくことを歌った曲です。
チェスター・ベニントンの死を思い出させる歌詞は[From Zero]にも何曲かありましたが、この曲もチェスターの死から数年が経ち、バンドが再始動したこと象徴した曲です。
エミリー・アームストロングが新ボーカリストとして参加したことで、サウンドに新たなダイナミズムとエモーションが加わって、彼女のボーカルとマイクのラップの掛け合いがさらに磨きあがっていることも特徴的です。
最後まで見て頂きありがとうございました!
ではまた。
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