【2025.4/28 ライブレポ】TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR 2025 HOPE ~ 東京ガーデンシアター ~
今日は2025年4月28日に東京ガーデンシアターで観た長渕剛のライブ感想・体験を書いていきます。演奏曲等書いてますのでこれからツアー参戦する方はご注意ください。
ライブ情報
- アーティスト名:長渕剛 (TSUYOSHI NAGABUCHI)
- ツアー名:TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR 2025 HOPE
- 会場:東京ガーデンシアター
- 公演日:2025年4月28日(月)
はじめに・・・
昨年の10月に初めて見た長渕剛の有明アリーナ、このライブが素晴らしかった。
個人的なツボに届きまくったレポは↓に書いてます。
シンプルに心が熱くなり素直に楽しめて明日の活力を貰える剛ライブに半年振りという短いスパンで参戦です。
今回はシングル"HOPE"リリースに伴うホールツアー、
東京公演はゴールデンウィーク中というタイミングです。
2025年のゴールデンウィークは前半・後半に分かれるような飛び石休みで、ライブ当日の4/28は平日。休みをとり4連休2回とることにした。
5月病を避けて仕事モードをある程度保てると考えるとまぁ悪くない曜日まわりかも。
連休が始まった前半に楽しみなイベントに行くのは気分がウキウキします。
東京ガーデンシアター、かなり良し
ここ最近、暖かな日が続いてたけどライブ当日は曇りがちの少し肌寒めの日で夕方からは雨予報。
案の定、夕方に雨が降ってきました。
東京ガーデンシアターは2020年5月に有明ガーデンの敷地内にできたキャパ8,000人規模の会場で、有明という場所は首都圏在住の方にとって誰もがアクセス良好という訳ではありません。微妙に行きづらい方、多いのではないでしょうか。
ただ今日のような天候が悪い日は有明ガーデン敷地内のこの立地が天候不安をみごと消し去ってくれ、絶妙な効果をもたらしてくれます。
開場時間に結構な雨が降ってたのですが下の写真のモールから2Fのスパ連絡口を渡れば濡れずにシアターまでいけること。
これが有明アリーナまで歩くとなるとずぶぬれで館内に入る羽目になります。(たぶん)
そしてガーデンのモールでショッピングや食事等時間潰しがたっぷりできること。
開演前だけでなく、レストランも23時まで営業しているのでライブ後の余韻に浸りながら一緒に来た友人と食事して帰るということも余裕でできます。
午後になるとライブに行くファンが続々このガーデンに集まるという経済効果も大きいでしょう。
そこを狙ってか公演アーティストとのコラボ企画が開催されてます。
館内にその日の公演アーティストの曲がBGMとして流れているのも恒例のようです。
剛の曲が街中で流れるということは最近めっきり減りましたが、館内のどこへいても剛のヒット曲が流れるという90年代にタイムスリップしたような体験ができました。
2Fのフードステージの大型モニターにアーティストの映像が流れることもあるようです。
これで当日チケットあるならちょっと観に行こうかという人もいるかもしれませんが、BGM以外にモール内でシアターで誰のライブが開催されるかライブ告知があまり目立ってなかったのがちと残念。
ライブを知らずにモールに来た人は"なぜに長渕?"という方もおおかったと思います。
唯一、敷地内に剛のツアートラックがフォトスポットとして停車されてたのはコラボの一環でしょう。
アイドル系だとメッセージカードやコラボフード・ドリンク等やっているようです。
剛公演でももしかしたらトラック以外にもどこかでコラボやってたのかもしれません。
そして一番重要なポイントはステージが見やすく、8,000人規模という大き過ぎない会場もあってか音が良い、良く聴こえるというところでしょう。
なんでもヤマハサウンドシステムが音響設備を担当しており、アーティストと観客が一体となれる臨場感を提供することを重視した設計になっているのだとか。
当日設営、当日本番、当日撤去も売りらしく、アーティスト次第だけど常設機材も利用できる模様。
ちなみに前日、4/27はオフスプリングがやってました。
今回のゴールデンウィークのような連休等の書き入れ時は効力発揮するようです。
私の席は2階席のG2ブロックというステージに向かって右寄りの前方の席でしたが、客席がステージを扇型に囲むように作られてステージがとても見やすい。
これは観る側だけでなくアーティスト側も観客席が近くぐるっととり囲まれているように感じられるようです。
大きな会場はアーティストに近いアリーナ席で観るのが一番!というイメージがありますが、この2,3階席は客席の段差がしっかりあるため、ある意味アリーナよりも見やすいです。
アーティストに近い事を重視しなければステージ全景を見渡せて死角がない、特に前方の席はベストポジションです。
好きな会場になりました。
ライブ感想
今日の公演名は、
20250428_TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR 2025 "HOPE"
4月の剛の出生地鹿児島日置市からスタートし、7月の広島まで3ヵ月で14個所16公演のツアーです。
18時前にシアターの会場入り、18:30時開演の15分前頃から恒例の剛コールが起こり始め10分押しの18:40に客電落ちて始まります。
前回同様、グリーン・デイのホリデイがオープン曲。
これっていつから誰の選曲なんだろうといつも不思議に思います。
オープニングから3階席後ろまで観客皆総立ちで終始声を出して拳を振り上げます。私もですがみんなこれを楽しみなのでしょう。
通常、大き目の会場だとスタンド席には座って観る人がどのライブでも結構目立つのですが、いつも思うけどこの光景はスゴイです。剛ライブはお祭りです。
当然ながら昨年の"Bood"ツアーも良かったけど当然今日は異なる選曲で特に本編のセトリがすごく良かった。
1曲目の[SAMURAI]から最新アルバムからの[黒いマントと真っ赤なリンゴ]、目下の最新曲[HOPE]というライブの出だしにはぴったりのぶち上げソングでスタートし、アコースティックだけど激烈な名ロックソング[STAY DREAM]を早くもここで披露。
BLACK TRAINからの[Loser]や単体シングルの[走る]なんて隠れた(ファンにとっては隠れてませんが)名曲もやったり、後半は前回の有明アリーナでは聴けなかった[ひまわり]、[Myself]、[桜島 SAKURAJIMA]と、クライマックスに相応しく自分にとってもここはピークでした。
[ひまわり]は一緒に行った友人も大好きな曲だったのですがもしかしたらこれが一番会場のリアクションよかったかもしれない。和なアコースティック風に始まり骨太ロックっぽいアレンジに変わっていくところがかっこよかった。
昨年の有明アリーナ公演ではSNSからの攻撃への心情の吐露等聴聞いててちょっと心苦しくなる話や、ライブ会場でのスマホ解禁の話し等、パーソナル寄りなエピソードを交えてファンとの連帯を強めるMCが印象的でしたが、今日のMCは比較的短めでどちらかというと楽し気でリラックスした感じが印象的でした。
「長渕剛のyoutube now now now! 」のアクセス数に関する笑えるコメントもあり、剛は「いいね押してくれ!」と言ってました。
昔はたまにテレビに出ると騒ぎが起きることがあった剛がそんな話をするなんて、時代だなと思いました。
チャンネル登録しててもついつい押し忘れてしまってるのでこれからはしっかりイイネしよう。
「引退しないよ、骨になっても杖をついてでも歌うから見てろよ!」と言ってくれたけど、鍛えてはいても体は満身創痍だと思います。
ライブを続けることがファンとの絆というようなメッセージの後、歌われたのが「人間になりてぇ」。この流れも上がった。
今回はどちらかというと明るくどこかリラックス感がある雰囲気を前面に出したセトリとMCで、曲は比較的原曲のイメージに沿ってコンパクトに纏め上げらて演奏されました。
Saxと女性コーラス隊3人を含むフルバンド構成で、過剰にならずも芳醇な演奏で原曲通りではないがそのイメージを崩さない歌を音の良いホールに熱く聴かせる、そんなライブでした。
個人的には本編に比べてアンコールはさらっとしてたなと感じた。
クライマックスとなる[勇次]は、その前の陽気な[泣いてチンピラ]からの流れで良かったが、(個人的に大好きな曲という訳ではなかったからか)[二人歩記]が地味に感じてあまりグッと来ず。
多分、鹿児島日置市公演ではやってた[しあわせになろうよ]を期待しすぎたからだろう。これを聴くのは次以降の楽しみにとっておこう。
エンディングの[乾杯]もさらっと終わってしまったような気がしてアンコールはちょっと淡泊な感じがしました。
2時間(ぴったりかな?)のライブ。
前の剛初ライブから半年ぶり、初めての長渕剛という新鮮さは薄れましたが前回同様堪能でき、音の良い会場で気持ちよく熱くも楽しいライブ体験出来たので良かった。
最新アルバムは昨年出たばっかりで、剛が話している桜島ライブは企画中という段階でのホールツアーということで、この時期にファンとの絆を確かめ合うライブをやってくれたという意味ではこの温度感・雰囲気・距離感・演奏時間が良かったのかな感じました。
ではまた。
最後まで見ていただきありがとうございました!
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