今日はImagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)の Wake Up(ウェイク・アップ)です。
直訳すると「起きろ!」とか「目を覚ませ!」ですね。
歌詞を気にしなければ「勇ましさを感じる」曲です。
はたしてどんな歌詞の曲でしょう。
歌詞と和訳だけ見たい方は下の目次の「歌詞/和訳」クリックしてください。
ザ・トラック・オブ・ザ・デイ
- トラック名: Wake Up(ウェイク・アップ)
- バンド名: Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)
- 収録アルバム: LOOM (ルーム) *Track 1
- アルバムリリース日:2024年6月28日
イマジン・ドラゴンズ (Imagine Dragons)は、2009年に結成されたアメリカ ネバダ州ラスベガス出身のオルタナティヴ・ロック・バンドです。
今日は彼らの2024年6月28日にリリースされた6枚目のオリジナル・アルバム「LOOM (ルーム)」から、1曲目の[Wake Up]です。
アルバムタイトルの[LOOM]は名詞だと「織機」、動詞だと「織る」という意味があったり、「現れる、(不気味に)迫る」等と英単語としてもあまり馴染みのない言葉です。
もしかしたらアルバムを聴き通すとテーマが見えて来るかもしれません。
2012年リリースのファースト・アルバム[Night Visions(ナイト・ヴィジョンズ)]からシングルカットされた[Radioactive(レディオアクティヴ)]が大ヒットし、グラミー賞のベスト・ロック・パフォーマンス賞を受賞。アルバムもアメリカビルボード・アルバムチャートで2位、700万枚のセールスを記録する大ヒットとなりました。
その後、2018年リリースの4枚目のアルバム[Origins]リリース後、一時活動を休止し、心身ともにリフレッシュした後の2021年の前作[Mercury]から活動を再開しています。
[Mercury]はAct1, Act2と別れていますが2枚組といっても良い大作となっており、より深い表現や音楽性の幅を広げた作品になっています。
現時点のアメリカ・ロック・シーンの名実共にトップ・バンドであり、アメリカだけでなくヨーロッパ各国でもチャートの上位に入るバンドです。
メンバーもファースト・アルバム・リリース時からは不動であり結束力もありそうです。
2010年以降のアメリカのロック・バンドで今風なサウンドとコンテンポラリー性を持ちつつ、しっかりロックが感じられるバンドは彼らの右に出る者はいないと言って良いでしょう。
そんな現代のアメリカを代表するロック・バンドの安定感と勢いを感じるアルバム1曲目を聴いてみます。
なお英詞は"genius.com"から引用し、Official Lyric Videoから補足しています。
Imagine Dragons - Wake Up (Official Lyric Video)
歌詞/和訳
Title : Wake Up
Producer : Mattman & Robin
Writer : Dan Reynolds, Wayne Sermon, Ben McKee, Robin Fredriksson & Mattias Larsson
[Intro]
Everybody’s coming for you, wake up!*1
Everybody’s coming, wake up!
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
奴らが来るぞ、目を覚ませ!
[Verse 1]
Wheels up when I'm off the ground*2
I'm nowhere but I'm all around
I'm spinning, watch me now
I'm spinning
Big man with a wall between us
Big man gonna break to pieces
Spinning, can't believe it
Spinning
俺は離陸する
俺はどこにもいないけど、どこにでもいるぞ
俺は高速回転している、さぁ、俺を見ろ
高速回転だ
壁の向こうに大男がいる
そいつが粉々にしようとしている
回転するんだ、どうだ
高速回転だ
[Pre-Chorus]
turn around, turn it up
Talk a bit, zip it up
Lock you in, and close it up
振り向いて、大声を上げろ
少し話して、チャックを閉めろ
閉じ込めて、間隔を詰めろ
[Chorus]
Everybody’s coming for you, wake up!
Everybody’s coming, wake up!
Bodies dropping everywhere, I'm waist up
Everybody’s coming, wake up!
Everybody’s coming, wake up!
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
奴らが来るぞ、目を覚ませ!
辺り一面に死体が転がっている、俺の腰あたりまでだ
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
[Verse 2]
Some days I'm a chameleon
Switch it up when I crawl the ceiling
Flip it upside down, I'm wheeling (Dealin')*3
Every single one of you is coming to my mind
Bring them all together, can you stack them in a line?
Jealousy is gonna be your failure, not mine
Winnin'
俺カメレオンだ
天井を這う時に切り替わる
ひっくり返って、走り続ける (取引だ)
お前の全てが俺の中に入って来る
奴らをまとめて、一列にまとめられるか?
嫉妬はお前のせいであり、私のせいではない
勝つんだ
[Pre-Chorus]
turn around, turn it up
Talk a bit, zip it up
Lock you in, and close it up
振り向いて、大声を上げろ
少し話して、チャックを閉めろ
閉じ込めて、間隔を詰めろ
[Chorus]
Everybody’s coming for you, wake up!
Everybody’s coming, wake up!
Bodies dropping everywhere, I'm waist up
Everybody’s coming, wake up!
Everybody’s coming, wake up!
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
奴らが来るぞ、目を覚ませ!
辺り一面に死体が転がっている、俺の腰あたりまでだ
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
[Bridge]
Got a case of the take or leave it*4
Give an inch and I'm bound to seize it
Take a chainsaw out and feed it
Come alive when you don't believe it
Write me off and I'd love to read it
Spit your words and I'll watch you eat it
Diggin'
交渉の余地のない状況だ
一歩でも譲ろうなら、俺が取っちまうぜ
チェーンソーを取り出して振り回せ
信じなければ生き返ってくるぞ
書き殴ってくれ、そいつを見てみたい
言葉を吐き出せ、お前がそれを飲み込むのを見てみたい
気に入ったかい
[Chorus]
Oh, everybody’s coming for you, wake up!
Everybody’s coming, wake up!
Bodies dropping everywhere, I'm waist up
Everybody’s coming, wake up!
Everybody’s coming, wake up!
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
奴らが来るぞ、目を覚ませ!
辺り一面に死体が転がっている、俺の腰あたりまでだ
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
どいつもお前を狙ってる、目を覚ませ!
[Outro]
What are you to do?
When they come for you
Winners hate to lose
どうするんだ?
奴らか襲い掛かってきたら
勝者は必ず勝つんだ
トラック・インプレッション
意外と訳すのに苦労しましたが、シンプルに向かって来る敵に対して立ち向かえ、と歌っており聴くものを鼓舞する曲です。
このような歌詞はラッパーが得意ですが、ヴォーカルのダン・レイノルズはロック調で少し詩的な言葉を選んで歌っています。
イマジン・ドラゴンズが得意とする今風のエレクトロ・ダンスビートを取り入れているので上手くサウンドにハマっています。
アルバム1曲目にはピッタリの気持ちが上がる曲になってます。
ではまた。