今日はBon Jovi(ボン・ジョヴィ)の My First Guitar(マイ・ファースト・ギター)です。
直訳は「僕の最初のギター」です。
歌詞を気にしなければ「ノスタルジックな感じ」の曲です。
歌詞と和訳だけ見たい方は下の目次の「歌詞/和訳」クリックしてください。
ザ・トラック・オブ・ザ・デイ
- トラック名: My First Guitar(マイ・ファースト・ギター)
- バンド名: Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)
- 収録アルバム: Forever(フォーエヴァー) *Track 11
- アルバムリリース日:2024年6月7日
説明不要の世界的人気を誇るアメリカ ニュージャージー州出身のハード・ロック・バンド ボン・ジョヴィです。
今日は2024年6月7日にリリースされた16枚目のオリジナル・アルバム[Forever]の11曲目[My First Guitar]です。
アルバムの中で、この曲とラストの[Hollow Man]はソングライティングとプロデュースのクレジットがジョンのみとなっていて、ソロのような、内容もパーソナルなものになってそうです。
[My First Guitar]は、ジョンが45年前に売った人からなんとか買い戻した初めてのギターを使って作曲した曲であり、Wikipedia ではこの曲について次のように語ってます。
「そのギターを手に取って、マイ・ファースト・ギターという曲を書いたんだ。新しいレコードに入れるべき曲のひとつだったんだ」
45年前というとジョンが16,17才頃で、余程そのギターに思い入れがあったのでしょう。
そんなことを考えると、知り合いとの個人売買なら相手次第ですが、よく戻ってきたなと思たら、Youtube のこの曲のジョンのコメンタリーを読み取ってみるとギターを売った人がそれを誰かに売ったり譲ったりした訳ではないようで交渉して手元に戻ったようです。(違ってたらゴメンナサイ)
ジョンのギターを持ってた人は大スターとなったジョンのギターということで弾かずに宝物として大切に保管してたのかな。
ギターの弦が5本しか無かったようなのでジョンから譲ってもらった時の弦がそのまま張ったままのように思われました。
Bon Jovi: ‘Forever’ Track 11: My First Guitar - Track by Track Commentary
小さい頃から音楽好きだった私も中学生の時に初めて買ったギターを今だに覚えてます。
当時はヘヴィ・メタルやハード・ロック・ブームで、特別大ファンではなかったですが、リッチー・ブラックモアやイングウェイ・マルムスティーンが人気だったこともあり、そんな高くない白のフェンダーを買いました。
演奏する方の才能がないことに気づいてたので社会人になる前には手放したのですが、知り合いや友人に売ったかあげたかだったと思います。
誰だったかも思い出せませんし、取り戻したくて取り戻そうとしてもまず無理でしょう。
そんなことを考えると、知り合いとの個人売買なら相手次第ですが、よく戻ってきたなと思います。
そんな楽器を演奏したことがある人なら"あの時"を思い出すだろう曲を聴いてみます。
なお英詞は"genius.com"から引用し、Official Lyric Videoから補足しています。
Bon Jovi - My First Guitar (Official Lyric Video)
歌詞/和訳
トラック・インプレッション
歌詞ではギターを"she"と書いてますが、より親近感を感じたので"you"(君)と訳してみました。この曲を歌詞と合わせて聴くと、2通りの気持ちを感じることが出来ます。
一つは初めてのギターが再び手元に戻りそれを弾きながら魔法がかかったような感覚でいる大人になった今の自分の気持ち。
もう一つは、初めてのギターを再び弾いて一緒に過ごした青春時代の思い出が込み上げてくる気持ち。
確かにジョンにとって再び取り戻したかったギターなのかもしれないですが、それ以上に再び手取り弾いてみて、過去と現在が入り混じるような不思議な魔法のような感覚を歌にしたかったのではないかと感じました。
歌詞の中の"surreal"(非現実的な)という表現もそんな気持ちを謳っているのだと思います。
コメンタリーで語っていたバンドに聴かせたら自分の曲ではなくバンドの曲になったという言葉もバンドメンバーやスタッフがこの曲の不思議な感覚にとらわれたからでしょう。
後半のエレクトリック・ギターが入りソロ・パートに流れていくノスタルジックだけど浮遊感や高揚感を感じるところがよりそう感じさせます。
ではまた。
*1:surreal 変幻自在の、超現実的な、夢幻的な<by 英ナビ>